2010年5月28日金曜日

FTP2010その5

今年ほど到着まで焦った年はなかった。
いつもは前夜祭メンバーで連なって会場入りすわけだが、
今年は途中ガソリン補給するクルマがいたので
「お先に失礼っ!」
ってな感じで我が愛機「ガーミン」に
会場をインプットして皆さんより先に会場入りする事に
したわけである。
が、しかし高速優先で検索していたため、
真っ直ぐ行けばいいものの1個目の信号を右折。。。
何事も素直に受け止めるワタクシならではの痛恨の
ミスである。
元いた道にもどり一般道優先にスイッチすると
8号線をひた走れと指示をするガーミン。
素直なワタクシは「了解いたしましたっ!」
とGSをやや速いスピードで走らせた。
「さあ、あの線路を越えれば会場だ」
そのとき我が愛機はまたしても僕を惑わせる。
「線路沿いを右折し、すぐ左に入れっ!」
素直なワタクシは「了解いたしましたっ!」
と指示通りの道に入っていく。
異様に狭い踏み切りを渡ると
「そこもまた左っ!」
素直なワタクシは「了解いたしましたっ!」
するとどうでしょう、
目の前に広がるのは舗装されていない農道のような
林道のような獣道・・・。
すると相棒のtorasoulが、「いい加減、ココはないだろう」
と、のたまう。
ガーミンを信じる素直なワタクシは
「せっかく案内してもらったのに悪いんじゃないか?」
と突き進む事を志願して獣道を進む。
きっとココはすごく近道なんだと信じて。。。
道は更に険しさを増す、道幅もクルマ1台分しかない。
ガーミンは
「・・・・・・・」
沈黙を守る。
いや、正確にはもう彼女の発する言葉を聞こうとして
いなかったのかも知れない。

ワタクシはクルマを止めた。
トランクから地図を出しtorasoulに渡して、決断した。
「オレはガーミンの電源を切る」
苦渋の選択だがしかたない。
さよなら、ガーミン。
おもむろにガーミンをステーから外し、窓の外へ投げんとするtorasoul。
ワタクシにはそれを止める事が出来なかった。
(結局は後部座席にブン投げた)

運良くその道は行き止まりにはなっておらず、
舗装された道に出る事が出来た。
そこからは何事も無く会場へ辿り着いた。

このガーミン・ショックをぬぐい払う事が出来ぬまま
ピクニック・ラリーはスタートした。
ショックは大きく、ただひたすらコ・ドライバーである
torasoulの指示に従いGSを走らせた。
2番スタートだったがゴールは1番だった。
いやな予感はしていたが「優勝します!」と意気込み
スタートした今年のFTPピクニック・ラリーも
優勝は出来なかった。

2 件のコメント:

  1. ガーミン。。ウチも使ってますが、時々独創的な道筋を教えてくれますよね。。。ところで、やっぱ良いのがいっぱい集まってますね!いつも行きたいと思っているのですが、大概日程があわず行けません。次回こそ。

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  2. >midoriさん

    いやーー、ホント独創的ですよね。ガーミン。
    今回は良い経験をさせてもらいました。

    FTP非常に良いですよ。
    僕はFBMよりコチラのイベントの方が好きです。
    1回行くと間違いなく病みつきになりますよ。
    来年は是非!

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